世の中そんなもの

日々の生活のどーでも良さそうなことに悩みが尽きない人の備忘録。ただの日記だよ。

副鼻腔炎の手術 体験談【4】

副鼻腔炎の手術を受けた、体験談です。

【1】は、どんな状況に悩まされていたか、の愚痴と、病院の予約を取るまで、

【2】は、初診~手術前々日(高額医療費制度の手続きとか)まで、

【3】は、手術前日~手術~帰宅(翌日昼頃)まで、

【 4 】は、術後の診察とまとめ(感想)、を書いてます。

 

 

手術翌日の、昼以降

手術当日は泊まりだったので、翌日のお昼頃に自宅に帰り着きました

まだなんとなく鼻血が出るし、とにかく鼻は綿球のせい・・だけでなく、おそらく分泌物の塊で塞がれているので息は全然吸えません。痛みはありません。気力もないけど横になると後鼻漏な感じになるので、横にはなれません。夜はソファーで前日同様身体を起こした状態で寝ることにしました。が、ちゃんと眠れるわけはなく、夜中の 3 時頃に後鼻漏も大丈夫そうな感覚になったので、布団へ移動して眠りました。

食事は、鼻から息が吸えない状態でご飯を食べるのは大変だったけど、特に制限はないので食べられるものや食べやすいもの(飲み込みやすいゼリーとか)を普通に食べました。薬は 2 種類の飲み薬(1週間分)と点鼻(ナゾネックス)を処方されました。

 

鼻うがい

鼻うがいも開始。何年も前に買った鼻洗浄器具「ハナクリーンS」が手元にあったのでそれを使います。

といっても、完全に鼻がふさがってるのでうがいなんてできるわけない・・・。事前に、鼻の入口付近をこしょこしょ位でいいよ、と先生に確認していたので、まあ、やってるフリ、位の感覚でいっか、と、無理に洗浄液を押し込んだりすることはせず、入口付近を洗うような感覚で朝晩+気になった時、に鼻洗浄しました。

鼻洗浄器について

 

 

 

私は「ハナクリーンS」しか使ったことないけど、そこそこ使いやすい容器だと思ってます。病院でも、「鼻うがいの洗浄容器持ってますか?」と聞かれて、置いてあったのはハナクリーンSと、見たことないボトル型(ハナノアではなさそう)の2種類でした。専用の洗浄液を作る粉(サーレS)は ハナノアの洗浄液よりコスパも良いです。

「ハナクリーン 専用洗浄剤サーレS」
  ・・・ 50回分 900円位(1回18円)

「ハナノア 専用洗浄液」
  ・・・10回分 650円位(1回65円)

倍以上違います。今回手術により、「ちゃんとケア(鼻うがいとか)してないと元に戻るよ」と先生に脅されて(?)いるので、少なくとも毎日 1回は欠かさず必要なので、やっぱりコスパは良い方がいいすね。鼻洗浄容器については気になるヒトもいると思うので、体験的な詳細も書いておきます。

 

ハナクリーン S について

手に持ちやすい位の大きさの水色の容器です。ぬるま湯(40℃前後)の洗浄液(専用サーレを溶かした液)で、鼻を片方ずつ洗浄します。

ぬるま湯面倒!と思う人いるかも知れないけど、容器脇のメモリに「C」と「H」のメモリが付いていて、

  1. 「C」のところまで水を入れる
  2. 「H」のところまでお湯を足す

これでちょうど良いくらいの温度(40℃前後)が出来上がり。容器背面に温度表示が出るので温度計はいりません。簡単ですウチは電気ポットにお湯を常備しているので簡単です。それすら面倒、って時は、台所の給湯温度を40℃に設定して、ジャバーッとメモリまで入れてしまいます。

40℃前後というのは体温よりも少し高いくらい。なので、慣れてくると背面の温度表示なんて見ません容器を手に持って「ちょっとあったかいわぁ」と思えればそれでOK。わりと適当。たまに失敗(ぬるすぎた、あつすぎた)に注意。ぬるま湯で洗浄するのは体温に近い液体で洗う方が刺激が少ないからではないかと・・個人的には思っています。

 

ぬるま湯が用意できたら専用サーレ 1 包を入れて、フタを締めて振る!(シャカシャカシャカ!っと)大体20~50振りくらい。水が散ることはあまりないけど、たまに空気穴から漏れたりするので洗面台か流しの上でやってます。

専用サーレの袋は、手でキレイに切りやすく適度に柔らかい、中の粉も意外と少なめなので扱い易いです(こぼさず容器に入れられる)

 

準備が出来たら、鼻の穴にセットして容器側面を押す。この時、「あーーーーーー」

と声を出しながらやります( "あ" と "え" の間位の感じでもよい)そうすると、反対側の鼻の穴から液体が出てきます。ハナクリーン S の場合は、口(喉)から出てくることはあまりないです。

 

体験談)

手術前は、片鼻が完全にふさがっていることが多く、容器側面を押しても液体が出てこない!でも、鼻から離すとちゃんと出てる・・ってことがしょっちゅうでした。鼻塞がってるのに鼻うがいなんてできない!゚ つД`)・゚・。 と何度思ったことか。全然気持ちよくなんかないし、頑張ってやろうとすると耳や目がなんだかおかしいし、意味なかったと思います。でも手術後はちゃんと液が通るようになって、気持ち良い・・まではいかないまでも「毎日やらないと戻るよ」という先生の言葉を呪文に、うがい感覚で毎日やってます。なんとなく達成感がありますね。

 

◎生理食塩水を使うやり方 我流です。推奨ではありません

ハナクリーンS は、洗浄サーレでなくても生理食塩水でも使えます。手術後はうがい感覚で少量、毎日 1 ~ 2 回するので、(私は)ほとんどの場合を食塩を溶かして鼻うがいします。できるだけ朝晩鼻洗浄するので、1日18~30円? → 毎日 1 ~ 3 回=1ヶ月で1000円前後。たかが1000円されど1000円。鼻うがいも念入りではなく、1 回ずつ液が通ればおしまい、にしているので、洗浄液が余るのももったいないので。

 

容器に規定の半分くらいのぬるま湯をいれて、食卓塩を、サラ~~~、と、大体 1 、2、3、と かけ足な 3 秒くらい(思いっきり目分量)。フタをしめてシャカシャカシャカ~っと振って溶かして完成。

規定の半分量なのは、片鼻を 1 回ずつ軽く洗うだけなのでそのくらいで足りるため。しっかりと洗いたい時は専用サーレでちゃんと作った液で、と使い分けをしています。

 

生理食塩水の場合、失敗すると痛い目にあいます(ご注意!)

失敗例・1:薄かった場合・・・鼻がツーンと、プールの水が入った時みたいなキツイ目にあいます。涙出ます。

失敗例・2:濃かった場合・・・痛い(あつい)です。たぶん痛みを感じる時は濃い時です。

失敗例・3:入れ忘れた時・・・毎日やってると、ぼーっとしてる時に入れたつもりで入れてなかった時があって、、、薄かった時の比じゃないくらいキツイ目に合いました。

 

ハナクリーンS は自分で容器の側面を押すので、液の出方の加減ができますちょっと怪しいかな?と思う時は、最初すこーしゆっくりめに、そぉっとやってみると、少しの液で薄いのか濃いのかは感じられるので、薄ければ少し足すし、濃ければ薄めるし、で、調整できます。あとは感覚。毎日やってれば自然と身につく(笑)。推奨ではないのでくれぐれも自己責任で。きちんとした濃度の液でないと粘膜を痛めるそうです。

 

体験的なアドバイス

鼻うがいのポイントは「無理にやらない」こと。液が通らなくても、すっきりしなくても、次回でいいや、的な。鼻が詰まっていて通らなくて一生懸命液を通そうとしたりすると耳や目に入ってしまう感覚がします。中耳炎とかなったことはないけど、危険性はあると思います。今は毎日のうがい感覚でやってるので 1 回 1 回でしっかり洗うとかでなく、少しでもゴミやその他を洗い流せれば~と、継続最優先です。

 

(以下、手術後の経過の体験日記です)

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