世の中そんなもの

日々の生活のどーでも良さそうなことに悩みが尽きない人の備忘録。ただの日記だよ。

胃カメラ体験談(過去の記事の掘り起こし)

 

 

前置き

先日健康診断を受けてきた。

胃の検査はしていない。自覚症状もないので会社の定期検診ではなく「自分で受ける(つもり)」になって結局受けていない。そのうち胃がんで…とか考えたくはないけど。

 

別のブログでずーっと前に胃カメラの体験を記録した事があるのだが、僻地のブログなので、どこに書いたっけ?と探すのにちょっと面倒だった。ので、このブログに再掲することに。

 

いずれは受けないといけないであろう胃の検査の時、心構えを持つために・・・。

鼻水の話が連発するので嫌な人は読まないようにお願いします

 

胃カメラ体験記

もうバリウム検査はしたくない、と誓った日

定期健診で 2 年前(今からだと 6 年前)バリウム検査を経験した。


げっぷを我慢するのが大変で、終わった直後に、我慢していた分のものすごい大きいゲップが出て、おえっと吐きそうになり、涙が出た。

恥ずかしかったし、涙目になっているワタシに何の声掛けもをしてくれなかった看護婦さんの態度から、なんだか余計にみじめな気持ちになったその後、便秘体質ではないと思っていたのに便が出なくて下剤を追加で飲んだりもした。

 

もうバリウムはやりたくない。

 

と、心に誓った。

 

そこで昨年の胃の検査は 「気分が悪くなるから」 と断った。

 

さて今年はどうしよう。気分は乗らないけれど、年に一度の定期健診、ずっと胃の検査を避けるのもよくないかも。

 

そこで今年は胃カメラをやってくれる場所を探して胃カメラでお願いする事にした。
よく知らないが、バリウムより正確そうだし楽かも知れない。

 

そして初胃カメラ体験

なかなか辛い体験になった。

 

胃カメラはそれほど辛くない人と辛い人と居るらしい。何が悪いってこともなく個人差のようにも思えるのだが、私の場合は辛い人、だったみたいだ。喉の麻酔があまり効いていなかったのかも知れない。


まずカメラのコードが思ったよりも太いことに少しビビった。

 

あんなに太いのー・・・?(心の声)

 

そして、始まる直前に 「 xxxx を飲まないでくださいねー 」 と言われたのだが、 xxxxxxx の所がよく聞き取れなかった。あとから調べた所、唾のことかもしれない。

 

最初、入れられた時にまずおえっとなった。

ちょっと喉にあたったのも痛かった。

 

2 回位おえっとなってカメラが入った。看護婦さんが背中をさすってくれたのが何だか唯一の救いのように感じた。

 

その後、下腹あたりに何かがあたっているような違和感を感じ、ああ、その辺までカメラが入っているのだな、と思った。


その間 一番つらかったのは 呼吸 である。

 

私は 4,5年前から慢性の鼻炎になり、副鼻腔が常に腫れていて鼻の穴を塞いでいるので呼吸の大半は口で補っているのである(たぶん)

 

今ブログを書いているこの時間も、口を閉じていると少なからず息苦しさを感じるので辛いのだ。

 

加えて、鼻水が止まらなくなる事がある。

止まらない鼻水の大半はティッシュでかむわけだが、正直それでは追いつかなくて飲み込んでいる分もある。腫れて狭くなってしまった鼻の奥を鼻水が塞ぐので、口の方に落とさないと呼吸困難になってしまう(苦しい)ので仕方ない。

 

この状態は胃カメラ中も例外ではなく・・・

鼻からの空気量がとにかく少ないのに、、検査中に鼻水が溜まってきてしまったのでもう大変。

 

どうしようもないのでカメラを入れられた口からフーフーと息をするしかない。しかしその口もカメラで塞がっているので 圧倒的に(いつもより)空気量が少ない。

 

検査中、早く終わってほしい、と願いながら、もしかしてこのままいくと 窒息で気を失って死ぬかも、と思った。

 

その位息が苦しかった(と感じた)。

 

そうやって口呼吸していたせいだろうか、検査途中にはゲップが何回か出た(5回位?)。最後の方は咳込んでしまった。

終わるまで目を瞑って涙して耐えた。終わってからは少々放心状態になった。


看護婦さんは優しかったが、医師はというと最初の 「 はじめます」 以外は終始無言で一言もしゃべらず、終わった後も背中を向けたまま何かを書いていた。

 

私も苦しさが残って声を発するのも億劫だったので 「ありがとうございます」 とも言えなかった。


カメラを入れた時におえっとなったり検査中にゲップしたり咳込んだりしたのでウンザリされたのかも知れない。しかし、私としては仕方がなかったのである。鼻が詰まっているせいで呼吸が苦しく、とてもしんどかったのだから。(とても哀しい気持ちになった…)

 

鼻炎の人は胃カメラはダメだと思った

バリウムが辛かったので胃カメラを選択したが、結果としてはどっちも辛かった。

胃カメラは多分もっと麻酔がちゃんと効いていて鼻炎でなければいいかも知れない。でも私の鼻炎は数年間続いていて治る見込みがない。

家でも、毎日一回以上、鼻水が止まらない時がり悩まされているが、こんなところにまで弊害になるとは(鼻炎、ほんとにどうにかしてほしい)

 

取り敢えず、胃の検査は 2 年に一回で十分、いや、5年に一回か、自覚症状あるまでなしでもいいかな・・・、そんな風に思える体験となった。

 

全身麻酔胃カメラもあるらしい?

そんなこんなでここ数年は胃の検査は毎回パスしている。しかしずっと受けないのもなんだかな。年齢の節目では受けようと思うのだが・・・。

転職してから会社の人に聞いたが、全身麻酔胃カメラもあるのだそうだ。寝て起きたら終わってるらしいので楽らしい。

 

全身麻酔・・・なんだかコワイけど、その人は毎年それで受けているっていうし、同じ病院なら大丈夫だろうか。

 

次の選択肢は、全身麻酔胃カメラかなぁ。

 

 

久しぶりに記事を読み返してみると、私が「もうやりたくない」となった原因のひとつに、医療機関側の態度、も大きいように感じた。

そりゃぁまあ、大変なお仕事だと思うし、毎回同じことしてるし、いちいち気を使ってられるか、ってのもわかるけど、やっぱりそこで、

がんばりましたね、とか、お疲れ様でした、とか、大丈夫ですか?とかいうねぎらい?の声かけがあったなら、「もうやりたくない」とかいうのが少しだけ「次もがんばるか・・・」に変わると思うのだが、どうだろう。そのひと言に勇気づけられることがあると思うのだが。

 鼻炎については当時よりもいくらか改善して鼻で呼吸できるくらいにはなってます。