世の中そんなもの

日々の生活のどーでも良さそうなことに悩みが尽きない人の備忘録。ただの日記だよ。

Zaim と マネーフォワード 。1年半使ってみての感想や、利用料金の値上げなど

10年くらい前から?家計簿をつけては挫折、を繰り返していました。

 

それが、アプリの力を借りて、よーやく、なんとか続きそうな感じになってきたので、その辺をメモ、というか、聞いて聞いてー的に書きたくなりました。

 

ちなみに、、、よく検証される「レシート撮影機能」は一切使ったことがありません(いちいち撮影するのが面倒だから)

 

[ 目次 ]

  

家計簿が続かない原因(考察)

  1. 立替金が多すぎる
  2. クレジットカードを使いすぎる
  3. 特別な支出が多すぎる

 

1.立替金
むかーし、結婚したての頃は、お小遣い制!とかなんとかいってやろうとしました。が、特にパートナーの場合、会社に関わる『 立替え 』 がしょっちゅう発生していました。

 

立替分も小遣いでやれ! というのは無理な話だし、いちいち帰宅後に、これ立替えたから(予定だから)その分ください、と精算するのは面倒すぎる。立替金の返済も月をまたいだり数ヶ月後に返ってきたり、クレカを使うこともあったりで、訳がわからなくなって挫折。

 

2.クレジットカード払い
クレジットカードも曲者でした。支払いがあとからくる上、請求が翌月か2ヶ月後かとカードによってまちまち。

 

節約するには封筒で予め分けておくのがいいよ!! なんてのはよく見かけるけど、まず、現金を下ろしてくるのが面倒くさい(平日仕事のフルタイムなので※)。現金だとポイントが貯まらない。前述した立替払いのせいで現金が足りなくなる、で、挫折。

特に昔は ATM がその銀行限定でかつ手数料無料時間は平日昼間のみの事が多く、下ろしに行くだけでも大変な思いがして一苦労でした。

 

3. 特別支出
ウチは学資保険を年払いにしていました。同じように年払いのものがちょこちょこあり、その時だけ支出が多くなってしまうので、これをどう扱えばいいか毎回決めかねていました。また、今年はテレビを買った。次の年は洗濯機を買い替えた。親戚でお祝いごとがあって出費が多くなった、など、毎年違う理由でまとまったお金が出るのでそれをどう扱えばいいのかわからんちんでした。

 

 

そんなわけで、
家計簿帳(1000円くらい)を買ったり、
普通のノートにつけたり、
Excel に記録したり、無料家計簿ソフトを使ったりしても、
長くて1年位しか続きませんでした。

 

 

口座連携って素晴らしい(アプリ)

時が流れ、IT が躍進して、口座連携できる家計簿アプリが世の中に出てきました。Zaimマネーフォワードマネーツリー がそのあたり。

 

正直、口座連携、なんていうとちょっと怖い。セキュリティは大丈夫なのか?と、かなーり調べまくったりしたけど、うーん、まあ(どれも)変な会社ではないようだし大丈夫そう、かな?、、、ということで、全てのサービスに登録してお試し。

その結果、セキュリティ怖い、よりも、口座連携すごい便利、という方が勝ることに。

 

先にも書いた通り、パート的フルタイム勤務の私には銀行に行く時間がないので、通帳の未記帳は貯まる一方。必然、銀行の残高確認はオンラインが多いけど、想像するより実際やってみるとかなり面倒な作業なのである。

 

連携アプリを使うとそれひとつで10を超える金融機関から、あっという間に収支履歴を取ってきてくれるなんて楽ちん

 

そしてなによりも、これをお試しで使っている時に、無駄なカード払いを発見したというおまけ付き。

 

 ↓ これ

毎月支払いされていた 1000円のセキュリティアプリ WEBROOT。年間12960円。

1年に1度引き落とされていた日産カードの年会費1250円。

 

どっちも全然使ってません!

 

セキュリティアプリは携帯契約をパートナーに任せたら入会しちゃって、そんなのいらんわ!と退会したつもりが退会できてなかった、というヤツ。アプリもアンストしてあったので、1000円タダ払状態(サイテー)。実は退会するのがすごく大変なアプリだった(退会方法がものすごくわかりづらい会社だった)為に、退会するのに3日以上かかってすごく大変な思いをしました(解約の参考になるサイト)。

 

日産カードは日産車を使い倒してないと大した恩恵もないヤツで(←私的イメージ)、当時は年間5000km以下、高速も使わないわ、17年同じクルマにしつこく乗り続けた私達にはさしたる恩恵もなかった筈。車検の時くらいしか使ってなかったので、恐らく、整備代金1500~2000円の割引があったとして、その為に毎年1250円×3年 だったら年会費のが高くない??しかも日産カードはノーチェックだった為に、溜まったポイントも使ってなくて既に何ポイントも自然消滅していました |||orz。

 

口座連携アプリを使うまでは、他の支出に埋もれて気づかなかった支出なので、クレジットカードをたくさん使っている我が家の家計管理には、口座連携アプリはかなり有用なものと判明しました。

  

Zaim とマネーフォワードの W 使い

さて、口座連携できるアプリを使う事にして、選んだのは Zaim とマネーフォワードでした。どっちもオススメのアプリだけど・・・?

 

 Zaim のいいところ
  • 履歴(家計簿)が見やすく、修正しやすい
  • 分析の表から、使いすぎなどの追求がしやすい
  • 検索機能が使いやすい

 

最初は直感でやろうとしたらものすごく分かりづらくて挫折寸前。でも、慣れてしまえば、収支履歴を追う際に一ヶ月ごととか区切らない一覧表示で、かつ自分メモも一緒に表示してくれるので、ぱっと見ただけで、あ、この(いつもより多い)支出はあれだ、とか、あ、あの支出を登録し忘れている、とか、すぐに把握できて修正もしやすい良いアプリでした。

 

分析メニューの「月ごと集計」では、あれ?なんか多いな?と思った時に、そこをクリック(タップ)すると詳細の履歴が出てくるし、そのまま修正もできるので早い

 

検索機能も優秀。月をまたいで◯年◯月~◯年◯月、の検索ができるし、更にカテゴリで絞り込むこともできる。

例えば、こんな感じ ↓

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昨年~今年の水道代の変化が一目瞭然!わっかりやす~w

 

 Zaim のもう一歩なところ
  • 証券会社まわりが弱い
  • アプリの複数 ID 切り替えを使うと表示がおかしくなる

 

証券会社との連携が弱く、例えば、楽天証券楽天銀行自動スイープした分が通常の支出や収入にされてしまい、振替として扱う事ができない(金額が大きいので困る;)

 

アプリで複数 ID を使うと(有料版の限定機能。切り替えはワンタッチ)、家計簿履歴と口座残高の表示がおかしくなることがしばしば。履歴上では支出が重複する、残高表示では片方の ID にしか登録していない口座がもう片方の ID でも表示される(ただし残高は¥0だし、全ての口座が混在刷する訳ではないのでその線引がよくわからない)

履歴重複は 『 キャッシュの削除同期』 で解消されるが頻度が多すぎていただけない。口座の混在表示については解消できないため、残高¥0で表示されてるのを我慢して眺めるしかない(これらの点はサポートに聞いたが、現状は仕様なので・・みたいな回答だった)

 

 マネーフォワードのいいところ
  • 証券会社に強い
  • ポイント残高も管理できる
  • 大カテゴリが変えられない分、迷走しにくい
  • グループ設定できる

 

マネーフォワード(以下、MF)は、証券会社に強いです。家計簿というよりは資産管理に寄ってるからだと思います。

 

Zaim よりも証券会社の連携が多いし、自動スイープも振替扱いになります(計算から除外すれば無視できる)。

 

またポイントの残高も口座同様に表示してくれるので管理しやすい。Zaim よりも連携先が多い上、Zaim ではポイント残高が正常に反映されない不具合がしばしば起こるのに対し、MF ではそんな事ありません。

 

カテゴリに関しては、表裏一体だけど、Zaim は自由度が高くカスタマイズできて Good な反面、いろいろカテゴリを作りすぎて迷走してしまう事があり、一方の MF は、大カテゴリだけは固定の為、嫌でもどこかに振り分けしなければならい為、その結果、月ごとの分類表示では項目が常に同じなので比較しやすいです

 

グループ設定は、口座ごとにグループ分けできる機能で、Zaim の複数 ID に近いです。現状あまり使ってないけど、証券会社関連のみ表示させたい、とか、子供の口座のみ推移がみたい、とか、使い方が拡がります

 

マネーフォワードのもう一歩なところ
  • 結局、有料版でないと使えない
  • 家計簿が1ヶ月ごとにしか表示できない(検索も DLも1ヶ月ごと)
  • 家計簿の表示が項目別の分類表示なので Zaim のように、パッと見ただけでは細かい把握はできない

 

MF は無料版だと 10 個しか口座登録できませんグループ分けもできません。はっきり言って足りません。(銀行口座、証券会社、クレカ、ポイント、と登録していくと、10 個は余裕で超えるので、単身世帯でもない限り、無料版で管理♪ は、実用レベルに達しない=使えないアプリ のレベルだと思います。)

 

また、家計簿は 1ヶ月ごとの表示なので、 Zaim のようにズラ~と表示して確認することは出来ないし、検索も Zaim のように月をまたいで◯月~◯月!というようには出来ません。

 

子持ちの共働き世帯の家計簿となると、毎月いろんな収支が発生するのでひと月で完結することはまずない為、1ヶ月ごとでしか収支一覧が見られない、というのは本当に不便です。

 

そんなわけで(長いな) 、

日々の家計の収支(特に手入力する現金収支)は Zaim

で、結局のところ今いくらあるんだよ(お金=資産?)の確認は マネーフォワード

という W な使い方になりました。

 

マネーフォワードはスマパス版で

前述通り、MF は有料版でないと使えないレベルの為、月会費が 500円かかります。ちなみに Zaim の有料版は月300円です(広告非表示とデータDLと分析表が見られます。比較表)。

 

私の感覚として、月300円ならまあ我慢月500円だと・・・よほど使うものでもなければ高い!、って感じ。

 

Zaim を使い始めの時は、無料版だと常時表示の広告がうっとうしくてテンションが下がったので、早いウチから有料版にしました。

 

マネーフォワードは、日々の収支がつけづらいのでやめようか・・と思ったものの、Zaim ではどうしても手持ち口座全てをまかない切れない=全資産が把握できない為、切るに切れず、、、、、でも、実はひっそりと、au ユーザーが半強制的に入会させられる(最近はそうでもないけど)スマートパスの対象アプリだったので、それを使う事にしました。

 

正直、しばらく使い続けないと本当に使えるかどうかわからないものに 月 500円もかける気はしないので、スマパスの対象でなければ MF は使わなかった可能性が高いです。スマパスなら一応 月 400円くらい。当時は、MF に関係なく契約してたから高いも安いもなく体験感覚で使えたのは良かったです。

 

Zaim、MF の無料版、有料版、料金など

有料版=プレミアム版

 

これまで月300円(税込)で使えた Zaim。残念ながら、2019年10月より値上げとなりました。

また、Zaim 、 マネーフォワード、両方とも 2019年から年額プランが登場しています。

 

詳細へのリンクなど。なぜか、意外と検索一発では出てこないページたち

 ↓

Zaim

月額料金が1番安くなるのはクレジットカードの年払いで、月換算 365円(税込)

   ↓ 一部抜粋

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マネーフォワード

月額料金が1番安くなるのは App StoreiOS 版)の年払いで、月換算442円くらい。 iOS版 で登録したものを、Andoroid や Web で使う事も可能です

ちなみに、、ひっそりと、au ユーザーであればスマパス版の MFが更に安いです(MF のプレミアム機能が使えます)。通常のスマパスなら月額 410円(税込)なので。

   ↓ 一部抜粋

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MFは、異なる端末でも同じ ID と  PW でログインして、同じ家計簿データを扱う事ができます。そのなかでプレミアム機能の「使える」「使えない」の判断はプレミアムを登録した端末(媒体)に依存するので、例えば、

 

iPad の MF(iOS版) で、年プランを登録した

 => iOS 版のプレミアム料金が課金

 =>Andorid アプリ版でも、Web 版でも、同様にプレミアム機能が使える

 

プレミアムの判定は毎月行われる為、登録したアプリ(上記の場合は iOS 版)で毎月ログインする事が必要

au スマパス版も同様で、スマパスを契約している端末で毎月 MF にログインする事が必要もし、ログインしていない場合、他の媒体(Web版とか)でログインするとプレミアム機能は使えない状態で表示される。

ちなみに、プレミアムで登録した口座情報は、上記で発生するタイムラグでプレミアム機能がつかない状況になってもいきなり削除されるとかはない(筈)。(再度プレミアム契約している端末でログインすれば機能が使えるようになる)

 

2つのアプリを応援しています

マネーフォワードは決算で随分赤字を出している企業、なイメージです。最近は法人向けのクラウド的な会計システムで盛り返そうとしている感じ。

Zaim は、これまでとても安い月額料金で利用できてありがたかったです。でも今回は値上げ。

 

なかなか個人向けだと採算を取るのは難しいんだろうなー、と感じます。でもそのためにサービスがなくなってしまったら本当に困ってしまう。

過去に似たようなサービスはことごとくなくなってる感じだし、頑張ってほしいです。

 

とはいえ、、、こっちも節約のために使っているアプリに大きなお金はかけられないので。。。

 

マネーフォワードは、プレミアムの体験期間をもう少し長くしてユーザーを囲い込んだらいいかな、って思います(たかだか1ヶ月ではお金は見える化にならないので検証できない)。ウチみたいに、1年データを貯めたらちょっと手放しづらくなって課金の抵抗が減るかも。

 

Zaim は、余計な機能はあまりいらないので、シンプルに安くサービス提供することを続けてほしいです。

 

余計な機能、というのは、かなり個人的に言わせてもらうと、家計診断とか前月比較あたり?

くどいけど、ひと月ごときでは判断できないものが沢山あるので、機械的に「先月より悪化した、改善した」、予算がどうの、って言われても、使えた試しがない。他の家庭との比較、、とか出されても、条件が違いすぎるからこれもほぼ参考になならない( Zaim も MF も)。

まったくないのもダメかもしれないけど、前月比較のアプリなら、口座連携できない家計簿アプリがごろごろしてて、それで十分な気がするから、もっと強みを出して差別化しないと自滅するのでは。

 

まとめでもないまとめ

私はどちらかといえば Zaim が好きです。

 

個人の多様性を、お金の面から寄り添い、行動の変化につなげたい。「もっと、お金に、楽しさを!」という会社のコンセプトも好き。

 

Zaim の操作性、

履歴が月をまたいで一覧表示できて、かつ、メモが一緒に表示される、だから修正しやすい、、、週ごとに区切った収支の表示に週の合計も計算してくれるし、とにかく見やすくい。「現金の管理」に向いている、というのも共感します。

 

でも、全体資産を把握したり、家族の分を別で把握するには足りない、なので、MF も捨てられないんですよね。

 

Zaim ・・・ 家計簿、現金管

MF ・・・・ 資産管理、残高管理

 

とはよくいったもので、どっちがっどっちも網羅しようとすると却ってわけがわからなくなりそうだから、別のもの、として頑張ってもらうといいかなぁ。

 

Zaim と MF の比較が、(ここより)もっとわかりやすいサイトをリンク。

 

 

私と同じ考えのサイトさん

 

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