長男が iPhone を紛失していろいろ勉強になったことをメモ。
iPhone を探す
まず、紛失した場合、iPhone を探す、で探してみる。
家族などでファミリー共有している他の Apple 端末があれば、その端末でプレインストールされている iPhone を探す アプリを起動すると、共有している全ての端末の位置が地図上に表示される。
←このマークのアプリ。iPhone や iPad に最初から入っている（筈）
↓ 参考今回、長男の iPhone は紛失した直後からオフラインになっていて地図上に表示されることはなかった。そもそも機内モードの状態で失くしているし状況からして盗難の可能性も高く発見は絶望的。
また、ファミリー共有している Apple 端末がない場合、PC などで Apple ID にサインインして探すことになると思われるが、次に書く「 Apple ID にサインインできない状態」の場合は探せないかも知れない。
Apple ID の復旧
Apple ID の２段階認証が有効になっていて、かつ、信頼できる電話番号をひとつしか登録してない場合、その電話番号の端末を紛失すると、Apple ID に IN できなくなってしまう（認証コードが紛失端末に送られる事になり確認できない為）。
この場合、例えば、新しい端末を購入してバックアップを復旧しようとしても、Apple ID 紐づけ時に認証コードの入力が求められるのでその先に進めなくなる。
紛失した端末の Apple ID を使用し続ける為の方法はおおまかに２つ。
機種変更または SIM の再発行をして、Apple ID に関連づけ（紐づけ）られた電話番号を復活させ、SMS で認証コードを受け取る。
または、
↓ 参考（Yモバイルの場合の SIM 再発行の参考）
↓ 参考
Apple ID 復旧のリクエストをした場合
Apple ID 復旧のリクエストは、上記の Apple のサポートにある通りやれば大丈夫。
気になるのは Apple 端末 や Mac での方法しか書いていないところ。紛失端末以外の Apple 製品を持っていない場合はどうするんだろうか・・・。なんとなくダメな気がするので 頼れる友人や知人をを沢山持っていた方がいいような気がしてならない（ウチの場合は家族が iPhone と iPad を所有しているのでそれでやりました）。
Apple ID 復旧のリクエストをすると、進捗状況を iforgot で確認できるようになる。
Apple ID の復旧は、リクエストしてから復旧完了までに時間がかかる（数日～数か月）。無事に復旧すると復旧リクエスト時に登録したメールアドレス（SMSだっけ？）宛てに、復旧しましたメールが届くので、そこにある URL から復旧することができる。
Apple ID に関する反省
Apple ID は一度登録すると削除できないとか変更できない（2018年現在変更可能になった模様。但し手順は面倒そう）とかよく聞く。いろんなことも Apple 製品ではサクサクできるが Apple 以外の製品（Windows PC とか）だと認証が必要だったり出来る事が限られていたりフットワークが落ちる感がある（主観あり）。
そのような経験から思う事は、
Apple ID はフリーメールアドレスにする
信頼できる電話番号を2つ以上登録しておく
必要なければ 2段階認証は無効にしておく
他のApple製品があるならファミリー共有しておく
としたい。
Apple ID は変更しづらい上（2018年現在変更可能になった模様。但し手順は面倒そう）、アカウントの連絡用のメールとしても使用される為、キャリアのメアドにしておくと万が一キャリアを乗り換えてそのメアドが消滅した場合に不都合が生じる可能性が考えられる。
また、iCloud のアドレスにしてしまうと、Apple ID に IN できない＝メールにも IN できない、と二重苦になり兼ねない。Gmail や Yahoo のような大手のフリーアドレスにしておいた方がよいと思われる。
iPhone は Apple ID を関連づけ（紐づけ）なければ使用できない＝電話もできない 端末である。 また iTunes の利用でも Apple ID は最重要なので（たぶん）、Apple ID に IN できないような状況にならない為にも信頼できる電話番号は複数登録しておいた方がいい。使用可能な電話番号であれば Apple 製品でなくても、Android 端末でも家の電話でも OK。
正直いうと 2 段階認証は本当に面倒くさい。セキュリティ面は確かに高まるので、iTunes や Apple Pay をよく利用していてお金が発生するような使い方をしているなら有効にしていた方がいいと思う。しかしながら、今回の場合、所有者は未成年で課金自体を許していないし重要な情報はほとんど入れてない。部活連絡の為の LINE と娯楽の動画くらい使い方であれば 2段階認証でなく ID と パスワードと秘密の質問で十分。Apple製品以外でログインしやすくなるので親としても管理しやすい。
ファミリー共有しておくことで iPhone を探す、が家族の端末からすぐに使えたのでよかった。
端末に関連づけた（紐づけた） Apple ID を変更したい時
取り急ぎ仮で別のApple ID を iPhone に紐づけてしまった場合、あとから本当に使用したい Apple ID に変更することは可能。そういう事をする人が少ないせいか結構面倒＆検索にあまり出てこないのでメモ。
↓ 参考
ポイントは、iCloud や iTunes だけでなく、FaceTime や iMessage、その他 からもサインアウトしないといけないこと。これらをサインアウトしないと一部が切り替わっても他が切り替わっていないとか、サインアウトが薄いグレー文字状態で選べないとか、イライラする事この上ない。
以前は古い記事しか出てこなくて参考にしても出来ないことが多かったが、上の二つの記事は最新なようできちんと説明されているので参考になると思う。
